医療福祉相談室
social worker


医療福祉相談室では「医療福祉相談」「地域医療連携」の役目を担っています


医療福祉相談


病気やけがに伴って生じる生活全般の問題について、医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が相談の対応をいたします。社会福祉の立場から患者様・ご家族自らの力で解決できるよう援助いたします。必要に応じて院内多職種や公的機関、介護関連事業所等とも連携を図り、支援いたします。相談で知りえた秘密は厳守いたしますのでご安心ください。

例えば、このような時にご相談ください。

  • 退院後の自宅での介護に関する相談
  • 転院や施設入所に関する相談
  • 医療費や生活費などの経済的な相談
  • 社会福祉制度の利用に関する相談
  • 療養中の心理的
  • 社会的問題の相談

受付時間 月曜日~金曜日(祝日除く)9:00~17:00
相談方法 病院受付、もしくはお電話にてソーシャルワーカーと相談したい旨をお申し付けください
電話番号 0276-84-1234
備考 相談は無料です
お待たせせず、相談時間を十分に確保するため、相談予約にご協力をお願いいたします

地域医療連携

患者様が円滑に医療を受けられるよう地域の医療機関様や介護関連施事業所様等との連携窓口となります。当院への受診・転院など紹介患者様の相談対応・調整を行っております。




地域包括ケア病棟のご案内

■地域包括ケア病床とは
 急性期治療を経過し、症状が安定した患者様に対して、在宅や施設等への復帰支援に向けた医療や支援を行う病床です。
当院では、在宅復帰に向けた医療や支援を行う機能の地域包括ケア病床が33床ございます。

■地域包括ケア病床の4つの機能
・急性期からの受け入れ ・緊急時の受け入れ
 →在宅復帰への回復・調整期間 →在宅からの受け入れ
・在宅・生活復帰支援 ・在宅復帰が目標
 →在宅患者のバッグベッドとしての機能 →対象者にはリハビリを行います



地域包括ケア病床のメリット

  • 最大60日入院可能。一般病床と比較してゆっくり治療や退院に向けた準備期間を確保できます。
  • 介護保険サービスの利用に制限がある方の入院が可能。栄養管理や吸引、褥瘡など医療的処置のため介護施設での対応が難しい方の入院についてもご相談可能です。
  • 緊急入院に対応。可能熱発や肺炎等の急性増悪に対応可能です。
  • リハビリテーションの提供。理学療法士、作業療法士を配置し対象者にはリハビリを実施させていただきます。


■退院後のケアについて
当院では退院後のケアについて、ソーシャルワーカーや看護師がご相談・退院準備のサポートをいたします。
医療・福祉・介護の関係機関とも連携し、効果的・積極的な在宅復帰支援を行っていきます。




地域包括ケア病床の相談・入院実績

入院・転院目的 具体例
リハビリ
在宅復帰
消化器疾患・心疾患・呼吸器疾患・整形疾患(脊椎圧迫骨折・大腿骨骨折術後)などの急性期治療後のリハビリや在宅調整期間として入院させてほしい。
在宅患者の治療・療養 在宅患者の急な病状悪化(発熱・食思不振・呼吸不全など)のため入院させてほしい。
レスパイト 頻回な通院が困難なので病態が安定するまで一時的に入院させてもらいたい。介護者が入院するため一時的に入院させてもらいたい。
次の療養場所への待機・検討 療養病院の入院待機になっているがすぐに入院ができないので待機として一時的に入院させてほしい。施設/在宅での生活継続が困難なため一度入院して今後の療養場所について検討してほしい。
看取り支援 病院で看取りをしてほしい。在宅での看取り準備期間として入院したい。


パンフレット(pdf)